2017年9月24日日曜日

光の水通信  ~種について①~
種子法(主要農産物種子法)という法律が、突如廃止されることになったことを受けて、改めて種について調べてみました。
―F1種ということばをご存じですか?―
...
 種子には「固定種」と「F1種」という分類のしかたがあります。
種子植物は、種から成長し、また種をつけて次の代を生成していきます。
固定種はその土地で作物を栽培し、その種をまいて次の代を栽培していった作物です。
これに対して、F1種というのは、簡単に言えば雑種ということです。全く違う性質の親どうしを交配させてできた第1代目の子です。
ここで、学校で習ったメンデルの法則を思い出してください。
雑種第1代目は、親の優性の形質が現れます。このことを利用して、「特定の病気に強い」「見た目がよい」などの“都合の良い”異なる形質をもった親どうしをかけ合わせ、両方の形質をもった優れた種をつくりました。これがいわゆるF1品種です。
ここで問題となるのは、雑種第2代目は、隠れていた劣勢の形質が現れるので、「特定の病気に弱い」などの予想できないような様々な形質が現れてきてしまうようです。
ただし、F1種=悪というわけではありません。自然界においても、雑種は生まれます。
問題なのは、その自然の摂理に対して、人間が手を加え、自分たちのために遺伝子を操作しようとしたことだと思います。
つづく