2009年12月21日月曜日

12月21日 「さおりちゃん」

外からはあまり見えませんが、水輪の中心にいるのが早穂理ちゃんです。
さおりちゃんが生まれたからこそ、水輪ができ、水輪ができたからこそ、
私を始め、多くの人々がたくさんの気づきを得て成長できるのです。

さおりちゃんは赤ちゃんが、そのまま大きくなったと表現するのが一番
分かりやすいのではないでしょうか。
どんなひとでも人生の過程で悪い癖をつけていくものですが、
常にピュアでニュートラルな人です。

私の母が11年前、水輪スタッフになるため、家を出発する時
「さおりちゃんのような重度の障害を持った人は、
神の目を持っているから気に入られるようにがんばらないといけない」と
アドバイスをくれたのです。
深い意味もわからず聞いていたのですが、11年たった今は良くわかるのです。
「神のように純粋な心を持つさおりちゃんのそばには、心が悪ければいられないから、
しっかりとお仕事しなさい」ということを言いたかったのだと思います。

さおりちゃんのそばにいると、苦しい心も、悲しい心も、怒りの心も、
いつの間にか癒されニュートラルになっていきます。
私達はそれを「ちゃのまるワールド」と呼んでいるのですが、
常に起こる私達の心の不安定さを整えてくれる存在であり、
また、自分で食べることも歩くことも、トイレに行くこともできない程の重度の障害は、
私達にホスピタルな心を育ててくれるのです。

どんなことがあっても、いつも変わらず、やさしく、時に厳しく、
私達の成長の為に存在してくれている、さおりちゃん、皆、大、大、大好きです。
生きていてくれて、本当にありがとう!!

                                      文責:矢野みさ子