2009年12月20日日曜日

12月20日 水輪の裏方事情

水輪ではいろんなセミナーを開催したり、畑を耕したり、
様々なことをやっています。

この水輪ができたきっかけは、
重度の障害をもった早穂理ちゃんがこの世に誕生したことから、始まりました。

障害があるゆえに様々な差別があり、また免疫力が弱く、
34歳になった今も、早穂理さんはちょっとしたかぜでも危篤になってしまうような状態です。
水輪が始まったのは早穂理さんの命を守るためではありましたが、
その一人の愛から普遍的な愛へと深まり、
大勢の人の役に立つこととなりました。

「水輪」という名前の由来は
早穂理さんというひとしずくの存在がポツンとこの世に生を受け、
まるで水面に広がる輪のように徐々に広がってゆくというイメージから来ています。

早穂理ちゃんの生命力が高まり、いのち輝くためには何が必要なのか、
そのことを求めて、無農薬のお野菜を使ったお食事の提供や、
心を高めるセミナーや、建築医学にもとづいた総天然木の建物など、
様々な水輪の基礎が築かれてきました。

年末年始もヒーリングステイなど様々なイベントがありますが、
その裏で、早穂理ちゃんの介護が24時間体制で行われています。

早穂理ちゃんのご両親であり、水輪の代表者である塩沢ご夫妻を中心に、
アシスタントスタッフの理恵さんや他実習生が、母屋の生活を通して、
福祉や介護、働く原点を学んでいます。

そういうことを通して、他者と関わることはすべて「愛」が原点なのだということを学んでいきます。
仕事にしても、人のお世話をさせて頂くということは、自分と向き合うことであり、
また、自分を乗り越え、打ち勝ち続けるチャレンジ精神を学ばせて頂く事でもあります。
そして、母屋の早穂理さんとの生活は、いのちの本質に触れる、とても大切な時間です。

早穂理ちゃんに接する実習生も、思いやりをもつことや、
注意深く集中すること、必要なことを事前に察知すること、
いのちの尊さと大切さ、愛の原点など様々なことを学びます。
ちょっとした気のゆるみが、早穂理ちゃんにとっては命取りになります。

セミナーや様々な行事の裏で、早穂理さんのお世話は24時間続いています。
今日も、明日も、私達は早穂理ちゃんと共に生きています。