2007年3月11日日曜日

ファーム日記

��月9日(金) 祢津 尚(ねつ たかし)


 今日、3月16日から行われる、「春山自然観察会・ぶどう植樹祭」の準備(ぶどうの苗木80本の仮植え)を航介さんと行いました。
ファームは一週間ほど前から、南向きの場所や木の幹周りから雪が融け、黒や茶色、越冬した草の緑が見えるようになってきました。現在、おおよそ1/4の面積が顔を出し、お日様の光を浴びています。

 そんな雪解け後の大地を歩いていると、驚くことがありました。大地の表面(昨年の植物の枯れ草が積み重なっている所)に、白い綿毛がうっすらと覆っているように見えるのです。それは一部だけではなく、広い面積がそのような状態なのです。私は嬉しくなってきました。それは、この土地の表土(人間で言えば皮膚にあたる部分)が守られてきた証であるからです。過去の積み重ねが熟成し、発酵し、今、菌糸となって次のいのちへの恵みになる。その自然の仕組みを目の当たりにしているのです。耕されず、日々の積み重ねを積み重ねてこれた大地は、このような現象を贈って下さいました。雪が融けて数日で発酵・分解が始まっているのです。地球は生きています。この大地が少しでも次の世代の生きる力になるように日々取り組んでいきます。
左 飛田航介さん  右 祢津 尚さん